澄々紀行のまとめ日記

私による私のための考えをまとめる日記ぞ

私は何故「テイルズオブエクシリア」を好きになれなかったのか?(前編)

 

 タイトルが不穏です。

 

  お祭りゲーでエクシリアに触れるたび「なーんで好きになれないのかなあ」ともやもやしていたので、まとめることにしました。

 

 自分のもやっとした思いをまとめるのが目的ですが、内容が内容なのでエクシリアが好きな方は不快に思われるかもしれません。

 

 

 ……これは書き終わってから書いているのですが、自分でも予想してた以上にボロクソに言ってしまいました。

 

 エクシリアのほか、エクシリア2、なりきりダンジョンXにも言及辛辣です。というかタイトルに反してエクシリア2の話がほとんどです。キャラでは特にミラとガイアスに向けてあれこれ暴言を吐いてます。

 

  上記の作品、キャラが好きな人、書いた本人も酷いと思う内容なのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

半分だけで終えたエクシリア


 ­­私がテイルズオブエクシリアをプレイしたのは、確か妹がジュード編をプレイ中か終えた後でした。

 ­­ダブル主人公とのことだったので、じゃあ妹とは違う方にするかぁ、と軽い気持ちでミラ編を選んだ覚えがあります。

 

 ­­まず正直に言いますと、ストーリーがさっぱりわからぬまま終わりました……。
 ジュード編、ミラ編、両方を終えて初めて全容がわかる仕様なので仕方ありませんね。

 

 問題だったのは、「じゃあ次はジュード編をやろう!」とはならなかったことです。
 ミラ編の間にジュードは何をしていたのか、他のキャラとどういうやりとりをしていたのか……「まあ、なんかしてたんだろうな」となあなあで済んでも気にならないほど、私はTOXの全容に全く興味が持てなかったのです。

 

 レベリングや闘技場やゲスト参戦無いなど、不満は多くありましたが、一番の理由は、私が主人公であるミラに共感できなかったためだと思います。
 テイルズを初プレイするときはいつも主人公操作なので、ミラ編でもずっとミラを操作していましたが……戦闘も特に楽しいと感じられず、またミラ自身の行動も思想も「このひと一体なんなんだろう……」と終始得体の知れないものを感じており、テイルズオブ以前にゲームをプレイするうえで致命的だったように思えます。

 さらに言えば、ラスボスであるガイアスも結局よくわからなかった。作中多くから慕われ、恐れられ、行動的であるのに、私はそれを作中で感じ取ることができず、むしろ「このひとの治める国には住みたくないなぁ」とさえ思いながら、彼を取り巻く状況ごと困惑して眺めている……ラスボス戦の前も後も、そんな変な心境でした。

 

 こうして私のTOXはミラ編だけで終わったわけですが、この時点では「たまには合わないテイルズもあるよね」となっただけでした。

 

 「好きになれない」とより明確に考え始めたのは、続編であるTOX2をプレイしてからでした。

 

 

 

エクシリア2にて感じたこと

 

 TOX2も妹が買ってきたんだっけ……?(覚えていない)

 おまえあんだけTOX興味持てないとか言ってたくせに続編はプレイしたのかよぉ、と思われるかもしれません。私もなんでプレイしたのかわかりません。

 

 ですが、Xと違いX2はいわゆる「エルエンド」「ルドガーエンド」「ユリウスエンド」「借金返済エンド」「闘技場エンド」全て見るまでプレイしました。夜通しポーカーをやって寝落ちし、フレン汁で偽りの友情を得たのはいい思い出(※フレンドリンクだぞ)。

 

 ルドガー操作はとても楽しかったです。双剣、銃、ハンマーと色々切り替えられるところにオールラウンダー好きの心がくすぐられました。

 ストーリーの方は……主にユリウス関連のムービーでボロ泣きしたのを覚えています。兄さん殺したくない、兄さんには生きていてほしかったよ……。

 

 ある意味、Xを中途半端に終え、X2をやりこんだのがいけなかったのだと思います。

 私はX2主人公であるルドガーに全力で感情移入し、前作キャラには相変わらず興味が薄いままでした。

 

 

 システム自体も合わなかったのだと思います。

 前作キャラは終始ルドガーと共に旅をするのではなく、他に全うすべき責任を抱えながら過ごしており、エピソードごとにいたりいなかったりする。ゆえに私は最後の最後まで前作キャラを「旅の仲間」「パーティメンバー」ではなく、例えるならスマホゲーでフレンドから借りる育成済みのサポートキャラのような感覚が拭えませんでした。

 にも関わらず、彼らは今までのテイルズオブの仲間と同じようにストーリーに関わってくる。ハッキリ言葉にできない違和感――というか、前作キャラ全員に対し「なんでこの人達ついてくるんだろう」と感じるようになっていったのです。

 

 なぜ???

 

 ほとんど覚えていないものの、ジュードなんかは不幸続きなルドガーに同情的で、僕でよければ力になるよ、という頼りになるキャラだった気がするんです。

 

 それが、前作キャラが加入するにつれ「この人達いる?」というテイルズオブでは抱きたくない違和感――不快感へと変わっていきました。

 

  • 選択肢システム
  • 前作キャラ

 

 主にこの二つ。TOX2で感じた前作キャラへの不快感の理由をまとめるため、まずはこれらについて語ろうと思います。

 

 

① 選択肢システム

 

 ­­まずTOX2の目玉ともいえる「選択肢システム」。

 序盤から選択肢は多いものの、それらによって変わるのは周囲の反応のみ。エンディングに影響は無く、三つのエンディング(※闘技場エンドと借金完済エンドは含まないことにします)はその直前の選択肢によってのみ決まるシステムです。

 私のゲーム経験範囲は狭いですが、例えば選択肢で積み上げた好感度でルートが決まるテイルズオブシンフォニア、望むルートのため序盤からしっかり選択していかねばならないアンジェリークシリーズ(※乙女ゲーだが育成と恋愛を両立させねばならんのでむずい)などの印象が強かったため、TOX2の選択肢システムも序盤から選択肢が重要になってくるのだろうと勝手に想像していました。しかし実際はルートを決めるのは分岐直前の選択肢のみ。ゆえに私にとってTOX2の選択肢システムとは「幾つもある未来に向けて積み重ねる選択肢」ではなく、「ルドガーを通して自分自身の感情や思考回路を見せられるだけ」のシステムである――物凄く悪く言うと、そんなものでした。

 

 ­­また、道中の選択肢によって前作キャラは(好感度は上がるものの)考えを変えることはなく、ゆえに前作キャラはルドガーの選択に影響されない「強固すぎる存在」だと感じました。前作で既に完成されきっているというか……前作キャラ、特にミラとガイアスは意志があまりにも確立されており、やるべきことが決まっている。ルドガーの選択肢では到底その考え、信念を曲げず、なのに彼らはルドガーに着いてくる――歩み寄らぬのに、同じ道を進むことを望まれ強要されている。そんなふうに感じたのです。

 

 「プレイヤーが選択肢を決めるシステム」に対し、「どう選択しても三つのエンドに収束する未来」「あまりにも思考が確立された前作キャラ」の存在は、私にはどうにもバランスが悪く見えました。システムとシナリオがミスマッチすぎたと思います。プレイヤーがより深く物語に入り込めるシステムであるのに、用意された未来はあまりにも少なく、その過程はほぼ同じ。プレイヤーの選択に影響されないキャラばかりが周囲を固めているため、選択肢システムの価値が見いだせない。誰もが決まったルートでしか動かないのに、主人公だけがルート変更しようとしても仕方がないと思うのです。

 

 選択肢の果てである三つのエンディングはルドガー(プレイヤー)が選択した結果ではなく、シナリオと前作キャラ双方から押し付けられた未来である――主体がルドガーであるにも関わらず、前作キャラが物語を主導しているようだと、私は感じ取りました。

 

 ­­この点に関して、私はとても似た不満を抱いたことがあります。

 

 ­­「なりきりダンジョンX」です。

 

 大好きなGBCなりダンのリメイクと謳って制作されたこの作品に対し、私は今回の不快感どころではない不平不満不快と未だ癒えぬ憎悪諸々を抱いているわけですが(それについてもいつかまとめたい)、そのうちの一つとして「前作キャラ全員いらねぇ」という不満点があります。なりきりダンジョンは「ディオとメル」二人の物語であり、前作キャラ達の旅は既に終わったもの。なりダンにおける前作キャラは、それぞれの経験や考えを語る限りなくモブに近い語り部であり、それはパーティメンバーでは成しえない重大な役割である。それがパーティ入りした挙句双子の存在を食うなどもってのほかだ――そう思うからです。

 このリメイクと銘打たれた作品によって、私は「主人公を差し置いて出張る前作キャラ」という存在に多大なるトラウマを植え付けられたのだと思います(すんげえ限定的だな)。

 

 ­­TOX2における前作キャラが不快な理由は、選択肢システムそのもののミスマッチさもありますが、自分の中ではなりきりダンジョンXによる悪感情が大いに影響しているのだと思います。TOXキャラにとってはいい迷惑ですね。自分で考察しておいて最低だと思いました。つらい

 

 

② 前作キャラ

 

 つらいけどまだまだ語ります、TOX2の前作キャラについて。

 前述したとおり私は「前作キャラいらねぇ」と思ってたわけですが、特にミラとガイアスに対してそう感じていました。

 TOXについて語った際も名指しで「わけわかんねえ(要約)」と述べた二人ですね。要するに嫌いなのでは?と思われるでしょうが、私が彼らをどう思うかについてはとりあえず置いておきます。

 

 

 まずガイアス。

 ­­TOX2では前作からの変化として、エレンピオスという世界との交流があります。ガイアスには、リーゼ・マクシア側の統治者としての姿を見せてほしかった。というよりもっとエレンピオスという世界がどう統治されているのか知りたかった。政府無かったっけ、と薄い記憶を頼りにググったところ、エレンピオス政府首相のキャラが出てきました。そういえばいたなあ、ぐらいに薄いです(プレイがだいぶ前というのも大きいですが)。

 

 これに関しては完全に私の好みなんですが、例えるならアビスのキムラスカとマルクトの会談のようなシーンが見たかったんです。アビスでも一国の姫であるナタリアがパーティメンバーとして加入してますが、彼女は当初同行を反発されてましたし、彼女自身の出生騒動などで国を出ざるを得ない状況にもなってましたので、気にはなりませんでした。ですがガイアスって一国……というかX2では一世界の王ですよね? 市井を見て回る遊び人(仮の姿)ではなく、外交などに励む王である彼が見たかった。つまりはガイアスはパーティに必要なかった

 

 いや前作から年月経ってますし、ちゃんと外交もやってるんでしょうが……なんか、ルドガーに対してその意志を監視する、などと言ってパーティ入りした覚えがあるんです記憶が薄れまくってますが、私はガイアスの加入に対して「王様直々じゃなくていいよ、配下のヒトでも派遣すればええよ、会社に話通して……」とひたすら困惑してたことだけ覚えてます。ルドガーを介して私の気分はエレンピオス人だったので、ガイアスには前作ラスボス加入やったー!ではなく隣の国の王様なにしてんのという認識だったのです。

 その後も彼が同行してくるたびに仕事して??と思い、クランスピア社まで同行してきたときには王様こんなとこまで来ないで???とも思ってました。その自らどこまでも動くさまはそういうタイプの王様なんだという気もするんですが、前作ならともかく隣の国(ラ・シュガル)も統治し、新たに現れた世界(エレンピオス)との交流が始まった後でもなお変わらないのってどうなんだ、って私は思ってしまったんです。

 ­­いくら強いとはいえ何があるかわからないのですから(現にユリウスエンドだと他キャラ共々倒されてしまうし)、もっと他人に任せたほうがいいんじゃなかろうか。前作で側近全滅しちゃったから大変だろうけど。

 

 分子世界の破壊、なんて行為を見過ごせないのはわかるんですよ。世界がかかってるわけですし。ただ、それを監視するのって王様の仕事か? 国を統一したばかりで外交も忙しい王様なのに? 世界がかかってるとはいえ、王様が他国民­­にそこまで干渉するのってどうなの? 多分こんなもやもやがあったがために「この人いる?」に至ったんだと思います。彼に責務とか成すべきこととか言われても、王様の貴方は国に帰るべきでは????とずっともやってました。

 

 

 

 次にミラ。

 前作TOXにて主人公として間近で見てきたものの、最後までよく理解できなかった彼女。

 TOXでの感想は置いといて(※自分の思考を辿ってるので順番ぐっちゃぐちゃである)、TOX2でのミラについて。私はXを中途半端に終え、X2で大いに感情移入したので……ミラよりも分史ミラ派だな、とは自覚しています。しかし分史ミラの存在を抜きにしても、ミラに対して「この人いる?」となってました。

 

 まずX2本編にて、ミラは精霊界から人間界に降りるため、「世界に新技術が広まるまでの猶予としてのマナ」を使用して現界します。限られた時間を消費するに等しい行為をもってやって来るのですから……物凄く偉そうな言い方になりますが、相応の働きを期待したかったわけです。

 で、実際どうだったかというと。どれくらいのマナを使ったのかはわかりませんが、正直言って、私は大切なマナを消費してまでミラがやってきた意味は無かったんじゃないかな、と思いました。というのも、私はミラに“マクスウェル”を期待していたんですね多分。前作ラストにてマクスウェルの座を継いだ、新たなマクスウェル。X2では大精霊オリジン、クロノスが登場しますが、その二霊に並ぶとされる大精霊マクスウェルとしての活躍を彼女に期待した。しかし分史ミラと交代で加入したミラは、衣装が変わったのみで前作とほとんど変わらぬ状態でパーティ入り。それにとても違和感があった。設定上、前作は概ね「人間」だったわけですし、そうとわからなかった序盤も四大を失い弱体化という理由があったので、人間同様に行動しているのも理解はできたんです。ただ、X2ではもう大精霊マクスウェル、四大を従える精霊の主じゃないですか。オリジン、クロノスという比較対象がいるため余計に考えてしまうのです――「彼女、力不足では?」って。

 

 前作ラストで“マクスウェル”を継いだばかりなのですから、大昔より存在するオリジンやクロノスと比べて力が弱いのは当然なのかもしれません。ですが、X2ではどうもその辺が感じ取れなかったというか……むしろ分史ミラと比較してミラは完全完璧なマクスウェルであると主張されていたようにさえ感じてました。にも関わらず、私の最終的な感想は「彼女、マクスウェルとして何かしたっけ?」です。「いざとなれば私がなんとかする」と彼女はよく言っていたように思いますが、それを信じられるほどの説得力は終始感じられませんでした。

 このように、作中の描写によって想定されるだろう感想と私の感想は、あまりにも乖離してしまったんです。

 カナンの地出現時の「あんなところに隠していたのか」って台詞に(そっか、マクスウェルは知らないんか……そっか……)と何となく落胆……失望(?)のようなもやもやを感じた覚えがあります。引き継いだのはマクスウェルの“座”なので、先代マクスウェルが知っててもミラは知りようがないのかもしれませんが……力に応じた責務、使命を果たせ、と主張するキャラだと印象付いてたので、酷い言い方にはなりますがそのマクスウェルの名は飾りか? と残念に思ったのかも(本当に酷いな)。

 

 

 ­­作中でのガイアスは“市井にも赴き、弱きを助けんとする強き王”、ミラは“意志強きマクスウェル”でした。しかし私自身が実際に感じたのは“自分本位に動き他国民への干渉がやたら激しい王”、“力不足感の否めないマクスウェル”でした。我ながらめちゃくちゃに酷い感想です。

 この作中表現との大きな乖離が、私はとても苦痛だったように思います。

 

 

 

結論(新たな疑問)

 

 長々とTOX2について語りましたが……

 本題は私は何故「テイルズオブエクシリア」を好きになれなかったのか、です(ちょっと見失ってたのは内緒)。

 

 

 TOX2において私は前作キャラを不快に思い、中でもミラとガイアスの名をあげました。

 ­­私きっと、TOXプレイ時から彼ら二人が苦手だったんです。その何とも言えない苦手意識が、TOX2プレイによって「この人達いらない」にまで膨れ上がってしまった。

 

 ­­そして、無意識ながらも主人公とラスボスどちらも苦手に思っていたからこそ、TOXという作品そのものが好きになれなかったのだと思います。

 

 ­­主人公とラスボス――テイルズオブならではの、主張と主張のぶつかり合いです。そのどちらも受け入れられないなら、どちらが勝ってももやもやするし、作品自体に興味が持てないのも当然のことでした。

 

 結論:テイルズオブエクシリアを好きになれなかった理由は、主人公とラスボスどちらも苦手だったから。

 

 

 ­­~完~

 

 

 

 

 

 ­­終わらぬ。

 ­­これで納得できれば良かったんですが、ここで新たな疑問が湧きました。

 

 ­­何故私はミラとガイアスを好きになれなかったのか?

 

 ­­は? ­­こんだけボロクソに言いまくっておいて何言ってんの貴様ぁ、と思われるかもしれません。

 ­­ですが正直な話、ここで終わるなら記事としてまとめてません。もやっとしつつも「あーこの二人ちょっと合わないわーゆえにTOXも好きになれないわー」で終わってました。

 

 ­­私が本当にまとめたかったのは、先にも述べた「何故私はミラとガイアスを好きになれなかったのか?」です。ここまで全部前フリ。前フリなのに予想外に長くなってつらい。

 

 

 ­­こうも悩む理由は、私の最愛の推しにあります。

 TOPのラスボス、我らが­­ダオス様です。

 

 ­­ダオス様とミラ&ガイアス……共通点多いですよね?

 ­­民を愛する王だし、使命を背負ってるし、救うもののため犠牲を厭わないとこあるし、カリスマだし、偉そうだし、ラスボスだし、天然っぽいし(※外伝など参照)、金髪ふわふわだし(関係ない)、名前が〜スで終わるし(関係ない)。

 ­ミラはダオス様のコスチュームも着てましたしね。改めてあのコスチュームってすごいなと思いました。

 

 で、私はとてもダオス様が好きなんです。不動の一位。毎日優勝してる。

 なのに共通点多そうなミラとガイアスは苦手と思ってしまった……自分で言うのもなんですが、謎です。ダオス様の不動の一位は揺るがないにせよ、「ダオス様に似てるここ好きだわー」ってなっても良いと思うんです。

 というか、作中の行動は圧倒的にダオス様のほうが性質悪いです。悪逆非道です。傲岸不遜です。哀れに思っても許してはならない魔王、それがダオス様。

 

 なんでミラとガイアスは好きになれなかったの? なんでダオス様は好きなの?? ダオス様の何が好きなの???

 

 結局はいつもの推しについて語りたいだけなわけですが、決してどっちが優れているとか劣っているとか言いたいわけじゃないんです。本当に謎なんです。私が悪いんであって、ダオス様もミラもガイアスもなんも悪くないんです。ほんとに。

 

 

 このまま語りたかったのですが、前フリが長くなったのでいったん切ります。8000字近いぞちょっとした短編じゃないか。文章構成力の無さがうかがい知れてつらい。

 後編にて「ダオス様が好きなのにミラとガイアスは好きになれなかった理由」をまとめます。タイトル変わっとるやんけって突っ込みは既にした。

 

 後編は早くまとめられるといいな。

 それではー(「・ω・)「テトスペ!

 

 

レイズダオス様への、とある不満。

 ­­書いてる記事が書き終わらないので、先にこちらを書くことにしました。

 

 ­­レイズダオス様への不満。

 は?

 優雅なモーション、推定5mの美脚、どやみの強い戦闘台詞、美しい立ち絵、ストーリーでの活躍etc……
 ­­あんなにも美しく強いダオス様を実装してくれたテイルズオブザレイズには、本当に感謝するばかりでしょ?

 

 ……それはそうなん­­ですが、でもどうしても我慢できない不満があるのです。

 


 Q. 四属性初級呪文無詠唱ぶっぱのロマン技として有名なあのテトラスペルが実装されてませんが?
 ­­A. ――裏鏡装が実装され始めました。まず間違いなくダオス様の裏鏡装はテトラスペルですので今しばらくの我慢ですね(※テトスペ信者の願望です)。


 ­­Q. 通常魔鏡の足の動き、ちょっと奇妙じゃないです?
 ­­A. ――あれはダオス様の美脚が推定5mでどう足掻いても持て余し気味になってしまう全身抜群プロポーションなのが悪いです。恵まれすぎてるって罪ね(※あのOP再現は好きです)。

 

 

 他にもないでもないですが。 

 ­­私がレイズダオス様に抱く不満は、ステータス画面などで聴けるダオス様のボイス付き台詞にあるのです。

 

 

 

聞き覚えのあるその台詞

 

 ­­レイズではステータス画面、ルーム画面等でキャラをタッチすると、いくつかボイス付き台詞を喋ってくれます。

 

 ­­ダオス様の台詞は以下の五種類です。

・「この世に悪があるとすれば、それは私ではない。人の心の中にあるのだ」
・「愚かな…人間め…」
・「もういい…お前は眠れ…」
・「この世に真の邪悪があるとすれば、それはお前たち人間の心」
・「大義を背負うこの身体…僅かばかりとも危険に晒す訳にはいかぬ…」

 

 ­­このうち最初「この世に悪が~」は、PS版以降の過去モリスンさんのお手紙で語られるセリフが元でしょうか。「それは私ではない」と入ってるので、そうなんだと思います。

 

 ­­そして残り四つの台詞は、OVAファンタジアでの台詞です。

­­・「愚かな…人間め…」
 ­­→OVA1巻にてマルスを滅ぼす直前の台詞

・「もういい…お前は眠れ…」
 ­­→2巻にてチェスターへ攻撃しようとする際の台詞

・「この世に真の邪悪があるとすれば、それはお前たち人間の心」
 ­­→2巻にてチェスターと会話時の台詞

・「大義を背負うこの身体…僅かばかりとも危険に晒す訳にはいかぬ…」
 ­­→3巻にて地下墓地から逃れる際の台詞

 

 ­­多少言い回しが違う部分もありますが、恐らく台詞元はこれで合ってると思います(※「この世に真の邪悪が~」だけ自信無かったのでうん年ぶりにOVA観て確認したところ、合ってました。レイズダオス様のまったりボイスに耳が慣れてたからか、OVAダオス様結構早口でしたね。1巻30分アニメなので仕方ないです。今観たらOVA森川ダオス様なんとなく初々しい感じがあって(OVAから引き継がれたので当たり前ですが)ちょっと可愛かった(ダオス様はいつもかわいいぞ))。

 


 このステータス台詞について私が抱く不満点は­­、大きく分けて二つ。

 

 ­­①設定上レイズ世界に存在しているとは思えない、台詞流用の多さ
 ­­②重複する台詞

 ­­です。

 

 

 

 ①設定上レイズ世界に存在しているとは思えない、台詞流用の多さ

 

 ­­上記で挙げた通り、ダオス様のステータス台詞って全て本編またはOVAでの台詞なんですよ。

 ­­レイズの、ティル・ナ・ノーグに召喚された背景とは全く関係ないわけです。

 

 ­­良い捉え方をするならば、どんな世界にいようともダオス様から人間への認識は変わらない。信念も思想も変わらない。ゆえに台詞も本編とほぼ変わらない。そう捉えることもできます。

 ­­ですが、それは他のキャラクターとて同じだと思うのです。本編と変わらず、しかしレイズ世界に喚ばれ過ごしている。そう感じられる台詞が一つも無いばかりか、台詞が全て本編あるいは派生作品からの流用というのは、自分がダオス様贔屓であることを加味しても、手抜きのように感じられてなりません。

 

 ­­例えば同じファンタジアから参戦のアーチェ。「色んなメンバーがいるけど、箒で戦うのはあたしくらいのもんでしょ」といった台詞があります。これはレイズ世界に召喚され、他世界のキャラクター達と過ごしているがゆえの発言ですね。

 ­­同じくクラース。「ミラルドはこちらに来ていないのか……」と台詞があります。レイズ世界に召喚され、自分と同じく彼女も召喚されているのではないかという期待が込められた台詞です。

 

 

 ­­正直なところ、ダオス様以外のキャラクターに関してはファンタジアであろうとも自信を持って語れないので、もしかしたら他にもダオス様と同じく原作や派生作品からの流用台詞のみのキャラクターがいるかも知れません。

 

 ­そして私にとって、ダオス様のステータス台詞のうち嫌いなものはありません。どれも好きです。特に「大義を背負うこの身体〜」はそれまで聞いたことのない類の台詞だったので、実はOVA時点では意味を理解しきれていませんでした。レイズにて文字付きで改めて出されたことで、「王として公人として、自分自身でさえ使命のための存在として客観視している」――そんな尊さに気付けたので、そこは心から感謝しています。

 

 ­­ですが、いくら展開上自分の城でぼっちとはいえ、ダオス様はストーリーやスキットなどでレイズ世界について言及しているのですから、ステータス台詞でもひとつくらいはレイズ世界に召喚され生活を余儀なくされているとわかる台詞が欲しかったです。

 

 ­それこそ、最近実装されたルームお出迎えボイスの「この世界にも世界樹があるのだな」のような。あれができるのなら、ステータス台詞でも同じようにレイズ世界ならではの台詞を入れて欲しかった。

 

 

 

­­②重複する台詞

 

 ­­ダオス様のステータス画面台詞は全て既存作品からの流用と申し上げましたが、

 

・「この世に悪があるとすれば、それは私ではない。人の心の中にあるのだ」

・「この世に真の邪悪があるとすれば、それはお前たち人間の心」

 

 ­­この二つ。

 ­­どうして一緒に入れたんでしょうか。

 

 ­­前者は原作で登場した台詞。

 ­­テイルズオブでは有名な「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」を、本編ダオス様が人間への嘲りを含ませつつ語った言葉です。

 ­­後者は、それの言い回しを変えただけに過ぎないと思うのです。

 

 ……­­私の知る限りですが、ドラマCD第2巻でもダオス様は人間を「悪」ではなく「邪悪」という言い方で語っています(※塩沢さんの激昂演技がめちゃんこかっこいい)。実際どうかはわかりませんが、OVAでの「この世に真の邪悪が〜」の台詞は、本編の台詞とドラマCDでの台詞を合わせつつ、まとめたものではないかと思うのです。

 

 ­­長々と憶測を語りましたが……何が言いたいかというと、レイズダオス様のステータス画面台詞のうち二つは、ほぼ同じことを言っています。何故?

 

 ­­一人のキャラクターにつき五種の台詞という制限の中で、二つの内容を重複させることに、果たして意味はあるのでしょうか。

 

 ­­正直、私は無いと思います。

 ­­どちらの言い回しも演技も好きですが、限られた数の台詞であるならば、どちらか片方だけを採用し、空いた枠で別のことを語らせてほしかったです。

 ­­例えば前述したような、レイズ世界ならではの台詞とか。

 

 

 

望むのはあの台詞ではなく

 

 レイズではストーリーや、魔鏡演出なんかで原作の再現が豊富に登場していますね。

 とても懐かしい。そう思うことも多いです。

 

 ですが、本編から地続きのキャラクターが、本編とは違う環境で何を感じるのか。それを見たいとも思うのです。

 

 たかがステータス画面をつっついた際の台詞。

 しかし私は聞き覚えのある台詞ではなく、ダオス様があのあまりにも彼に合わない環境の中で何を語るのかを知りたかった。わくわくとステータス画面の美貌を突っついては「これあの台詞だな」「次はどうかな」を繰り返す……ほんの少しのガッカリ感を味わいたくはなかった。

 

 

 ­ストーリーやルームで多少救われたものの、未だにこの不満は拭えません。­

 

 ­­要望にも送ったことはあるんですが、正直言って「全キャラステータス台詞追加!」とかが無い限り、変わることはないと思います。

 

 ­­……既存からの流用でも、せめてどちらかが別の台詞ならね。「降りかかる火の粉は振り払わねばなるまい」なども、結構印象深い台詞なんですが。どうせ目的まで暴露されてるんだから、故郷デリス・カーラーンへの言及でもいいと思う。

 

 

 

 ­­以上。

 ­­他のキャラクターのレイズ世界ならではの台詞を聞くたびに感じる不満でした。

 

 ­解消されることはないと思うので、せめていつか実装されるに違いない決戦魔鏡は短い台詞でまとまった、納得のいく演出だといいな……。

 

 ­­あとテトラスペルください。四属性初級呪文無詠唱のロマンな方な(いつもの)。

 

 

 ­­それではー(「・ω・)「テトスペ!

 

­

ダオス様(3歳)について

 ­­3歳ダオス様は可愛い。

 ­­3歳のダオス様のつぶらな瞳でフリーダムなところが大好きだ。

 ­­きっと王様夫妻、乳母や侍女、騎士や民など、みんなを振り回しながらもデリス・カーラーンを背負う王子としてめいっぱい愛されてきたに違いない――

 

 

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 ­­でん。

 ­­私はよくツイッターにて3歳児ダオス様の愛らしさについて妄想を多分に含みながら語っていますが、このダオス様(3歳)はファンタジアの4コマ漫画にて登場します。

 

 

 


 ­­GBA版ファンタジアが発売した頃に出たアンソロジーです。

 ­­これって二次創作なのでは? ­­と二次創作界隈に浸かり始めたいつかの私は疑問に思っていましたが、「©」つきで藤島康介先生、ナムコの両名称が記載されてますし、少なくともこういった大手から出てるアンソロジーは公式から公認を得ている作品……ってことでいいのかな?(自信無し)


 ­­さておき、この4コマ漫画の白黒ページトップにて、3歳児ダオス様はあまりにも唐突に爆誕なされたのです。

 

 

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(公式3歳ダオス様かわいい。私が描くと、元ネタと比べどうしても横に潰れがち……)

 ­­元ネタどうです可愛いでしょう(ファン特有の自慢)。
 ­­このウブで無垢で愛らしげな御尊顔は、まず間違いなくカリスマどやの素質がありますね(フィルター搭載贔屓目)。

 ­­この漫画家さん(白石琴似先生)、通常等身絵もデフォルメ絵もすこぶるかっこいいし可愛くて全部好きです。

 

 

 ­­そもそも、憂いを帯びた美貌と恵まれた玉体そして溢れ出る気品はこの世の奇跡、あの美しきダオス様に何があったのか――

 

 ­­全ては未来編の世界樹ユグドラシル前、クレス一行とダオス様が邂逅するあのシーンから始まります。

 

 ­­もしも世界樹前での邂逅時、ダオス様からの一方的展開とならなかったら――

 ­­もしも、 あのアイテムルーンボトル が魔王ダオスにさえ影響を与えたとしたら――

 


 ­­それが作者様のページ全てを使って語られます。
 ­­ひとつひとつ内容が独立しているのではなく、ひとつの短編作品を時系列順に展開していくタイプの4コマ漫画なのです。

 

 つまり、最初から最後までダオス様たっぷり!(幸せな光景)

 ­­その中でほんの数コマ登場するのが、3歳児ダオス様なのです。

 

 ­­愛らしさ無限大の御姿、フリーダムにマイペースにはしゃぐ様子は、魔王以前のすくすく健やかに成長してきたダオス様について想像を大いに膨らませてくれます。


 ­­魔王ダオスは始めから魔王だったのではない。

 デリス・カーラーンという彼が心から愛した故郷にて産まれ、愛され、生きてきた一人の人間なのだ――


 ­­うっ……偉大なる王の喪失がつらい……(民目線)。

 ­­尊くも胸の痛む想像を好き勝手膨らませていますが、実際の内容はほのぼのギャグテイストなので安心してください(?)。


 ­­3歳児ダオス様だけではなく最初から最後まで本当にダオス様たっぷりなので、ダオス様好きには是非知ってもらいたい4コマですね。

 ­­個人的に生真面目ド天然ダオス様のイメージは「語られざる歴史」「なりダン2小説」に加え、この4コマ漫画での影響が強いです。
 ­­最近ではテイルズオブザレイズでも「堅物」「くそ真面目」と語られていましたねダオス様。その勢いで「ド天然」なダオス様を是非とも原作のディオメルと共に語っていただきたい……(懇願)。

 


 ­­もっとも印象深いためこちらの作品ばかりを語りましたが、他の作者様の漫画もファンタジアネタ満載でとても面白いです(仕掛けネタとか装備ネタとか……あとダオス様のとこいっぱい好き(贔屓目))。

 

 ­­十数年前の本なので探しても中古品ばかりなのが惜しいですが……もし機会がありましたら、是非お読みくださいませ。

 

 ­­そして全人類3歳児ダオス様に悶えて……

 

(今回調べている際、存在さえ知らなかったコミックアンソロジー3巻目を発見してしまいました……購入を検討せざるを得ない……)

 


 ­­それではー(「・ω・)「テトスペ!

私の初めてのテイルズオブは

テイルズオブザワールド なりきりダンジョン2】

 

 でした。

 

テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2

テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2

  • 発売日: 2002/10/25
  • メディア: Video Game
 

 

 偶然見かけたテレビCM、楽しげなBGMと共に主人公の男の子と女の子が踊ってるシーンが妙に印象的で。

 テイルズオブの「テ」の字も知らなかった私は「主人公を好きな見た目にできるのか~」と半分正解半分はずれな印象のまま、このゲームを購入。

 今でもキャラメイクものは好きなので、当時も好きな格好、好きな武器でのんびり遊べることを期待していたのだと思います。

 

 まさか、このゲームによって後の人生が大きく変わることになるなど、当時の私は思いもしなかったのである――

 

 

【動いた!しゃべった!!】

 

 購入当日。無邪気になりきりダンジョン2を始めた私に、幾つもの衝撃が襲いかかりました。

 

  • Aボタンを押したらすぐキャラクターが走って攻撃しに行く
  • Bボタンを押したらすぐキャラクターが何か技を出す
  • やたらしゃべる
  • 敵がずっと動いてる
  • ずっと私のターンだけどずっと敵のターン

 

 テイルズオブシリーズを知る方からすれば「何言ってんだこいつ」と思われることでしょう。

 しかしテイルズオブの「テ」の字も知らなかった私にとって、あんなにもテンポよく(私を置いてけぼりにして)動く戦闘は、あまりにも新鮮なものだったのです。

 

 なりきりダンジョン2プレイ前の私にとって、ゲームと言ったら任天堂だったんですよね。

 特にRPGと言えばポケモンスーパーマリオRPG。特にマリオRPGは何度も周回するほど好きでした。ふっかつドリンクからピーチ姫の蘇生技に乗り換えたのはいい思い出。

 そんな私はテレビCMを見て惚れ込んだにも関わらず、なりきりダンジョン2もまたそういうターン制のRPGなのだと思い込んでいました。アクションは苦手なので、事前にどんな戦闘か知っていたら「可愛いけど私には向かないかな」と敬遠し、購入していなかったかもしれません。

 ­­そう考えると、現代のようにネットで調べることなく直感のまま購入したのは本当に良い判断だったと思います。

 

 

【でかい。】

 

 ­­開始数分でRPGへの固定観念を粉砕された私は、そこでプレイを止めるどころかよりわくわくし、なりきりダンジョン2という未知のゲームにのめり込んでいきました。

 シリーズ無知な私は登場するファンタジア、デスティニー、エターニアのキャラクター達の会話ややりとりはさっぱり理解しておらず、ですが初プレイ時の衝撃のまま遊んでいたためか特に困惑もモヤモヤもせず、どのキャラも「かわいいなあ~」「かっこいいなあ~」と楽しんでいました。

 

 ­­そして。

 なりきりダンジョン2最大級の衝撃であり、私の人生の転機である瞬間は、ストーリーも終盤に差し掛かった「幻の城」――エターニアのシゼル城オマージュのダンジョン探索中に訪れました。

 

 なんだか入り組んでるなあ、色合いきれいだなあ、とおっかなびっくり進んでいた私は下へ下へと進み、何やら厳かな行き止まりにて黄色とオレンジドットの見知らぬキャラクターに出会います。

 

澄々紀行「ひええなんかボスっぽい準備してないzうわでっかい

 

 黄色とオレンジドットのそのボス、今まで操作してきたどのキャラよりも頭一個分でかい。そしてとんでもなく強い。殴らないで。魔法使わないで。端まで届くレーザーを突然撃たないで。それにしてもでかい。でかいでかい……

 

 出会ってから現在に至るまでこの世で最も好きで好きで仕方がなくなるそのキャラクター、私の人生を大きく変えた最大の要因――ダオス様への第一印象は、ひたすら「でかい」でした。

 

 ちなみに初見時の勝敗はさっぱり覚えていません。 

 

 

【でかいヒト、強い。】

 

 初見時かその後かは覚えてませんが、ともかく私もでかいヒトもといダオス様に勝利し、なりきりコスチュームのためのアイテムを手に入れることができました。

 「エレメントオーブ」……今ならどうしてこのアイテムなんだろう(なりダン3ではデリスエンブレムになってましたね)と疑問に思うでしょうが、当時の私はあのめちゃくちゃ強かったでかいヒトまで操作できるのかと、興奮しかしていませんでした。

 ­­ボスキャラをも仲間にできる興奮は、きっとスーパーマリオRPGクッパ様加入で刷り込まれたものでしょうね。共闘するのすごく好き。

 

 ですが、ボスも操作できるんだやった~という無邪気な喜びは、その後見事に滅ぼされました。

 

 

 強い。

 めちゃくちゃ強いぞ、でかいヒト。

 それまでは他のキャラを気の向くままにまんべんなく操作し、新鮮な戦闘を充分すぎるほど楽しんでいました。

 

 ですが、でかいヒトもといダオス様はものすごーく強かった。強すぎた。敵へ突っ込み殴って良し、後方から強力な魔法を使っても良し、どこであろうと輝く詠唱の短い連続魔法、全てを滅ぼし尽くす極太レーザー……

 

 私のオールラウンダー好きは、十中八九このダオス様による影響です。

 ­­器用貧乏じゃないぞ、オールラウンダーだぞ。

 

 

【エンディング後もダオス様がとまらない】

 

 ダオス様服を作ってからは、私のなりきりダンジョン2は常にダオス様と共にありました。

 

 レーザーで薙ぎ倒し、殴って蹴って、魔法で一掃。単調になろうがレーザー一発で終わろうが、全く飽きることなくダオス様でクエストをこなし続け、無事エンディングを迎えました。

 

 ­­細かな設定は覚えてませんが、なんだか物悲しくて、めでたしではなくて、不思議な感覚のエンディングでした。

 

 なりきりダンジョン2のストーリーを終えて初めて、テイルズオブシリーズそのものに興味が湧いたのだと思います。この興味とダオス様を目当てに、私はその後エターニア→ファンタジアとプレイし、テイルズオブとダオス様にハマっていくのでした。

 

 なお、エンディングを迎えても私のなりきりダンジョン2はしばらく終わりませんでした。

 

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 ダオス様が三着!(幸せな光景)

 

 ついさっき、壊れかけのDSで確認しました。まだデータ残ってるのすごい(DSの画面が焼けていて大変だった)。

 

 エンディングを迎えた私はソフトをもう一つ買い、妹のGBAを借り、ダオス様のためだけに進めては服を作ってを繰り返し、メインのなりダン2へと移動してました。

 ­­ダオス様をどんどん増やすプレイ……とても楽しかった記憶があります。ポケモンでさえ図鑑埋めやらなかったのに、我ながら狂気の熱意があったようです。

 

 ほんとはもっとあったんですよダオス様服。ボーナスアビリティを変えたりして、物理攻撃型ダオス様とか魔法攻撃型ダオス様とか耐寒耐熱ダオス様とか。二つ目のなりダン2を妹がプレイすることになったので、育てきってないダオス様服を厳選して残したものが画像のデータです。

 ­­にも関わらず育成ストップしてるのは、恐らくこの後なりダン3が発売したのだと思います。

 

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 ↑↑↑なりダン3のダオス様

 ­­3でもダオス様は強かった。

 ただ3は、移動がなぁ……(ダオス様相変わらず強いしディオメル出るし参戦キャラ大幅増加でいいとこも沢山あるよ)。

 

 

 

 【原点とダオス様とダオス様】

 

 こうして私はテイルズオブシリーズと出会い、ダオス様にハマることとなりました。

 ­­ダオス様と、初テイルズオブ……どちらとも出会わせてくれたなりきりダンジョン2というゲームは、私にとって原点です。

 

 写真撮影後にしばらくプレイしてたんですが、今でも夢中で遊べますね。ダオス様は覚えていてもストーリーなどはほとんど覚えてないので、今プレイし直したら当時とは違った見方で楽しめるかも。原作知ってる私はあの時とは違うぞ!

 

 GCGBAソフト遊べるセットを買って、大画面なりきりダンジョン2を浴びるのが私の夢です。

 

 

 そして、声優という存在をしっかり認識したのもこのゲームがきっかけでした。

 ­­他にどんな役を演じているのだろうと調べた結果、既にダオス様の声優である塩沢さんが亡くなっていることを知って驚いたことを覚えています。

 ­­以前からのファンにとっては、なりダン2ダオス様はかなり嬉しい出演だったのかな。

 

 OVAから、森川さんがダオス様の二代目声優となりましたが……未だ色んな意見があるでしょうが、個人的には森川さんのダオス様も塩沢さんverと同じくらい大好きです。

 ­­特に森川ダオス様は、最近のテイルズオブザレイズでいっそう好きになりました。両方のダオス様についても、いつかブログで語りたいですね。

 

  ­­それではー(「・ω・)「テトスペ!

 

 

ブログを始めました

タイトル通りです。

 

 ツイッターでダオス様に関する妄想や考察を呟くものの、とっちらかって拾い上げるのが面倒。

 なので一度ちゃんとまとめたいと思い、ブログ開設しました。

 

 あとはリアルで登録販売者(ド新人研修)としてひぃひぃ言ってるので、メモ書き的な感じでそちらもまとめたいと思ってます。

 

 どちらも私による私のためのまとめ日記です。

 ほどよい距離感で、どうぞお読みくださいませ。